対象関係論とは

対象関係論とは、最早期の乳児について、乳児が思い浮かべる母親像の変化とその母親像と乳児自身との関係性の変化を述べる理論である。提唱者は、Klein,M.(クライン)である。分裂や投影同一視などの原始的防衛機制という重要な考え方を提示した。分裂とは、対象を良い悪いで分け決めつける防衛機制である。投影同一視とは、対象に自分の悪い部分を投影し対象が悪いと考える防衛機制である。原始的防衛機制が成長後も使われ続けることで境界性パーソナリティ障害などの不適応に陥る可能性があると考えられている。アンナ・フロイトは男根期(エディプス期)までは精神分析的解釈は意味をなさないと主張したが、クラインは乳幼児にも精神分析的解釈が有効であることを主張した(アンナークライン論争)。

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