限局性学習障害(SLD)とは

限局性学習障害とは、知的能力は平均的だが、読む・書く・話す・聞く・計算するなどの特定の学習能力に著しい困難を示す発達障害である。原因は脳の機能障害と考えられており、不適切な親の養育ではない。現段階で原因を治療する方法は見出されていない。支援としては、周囲の環境調整と本人の適応力を育む療育が中心となる。これらを通じて本人の困難を軽減していく。環境調整としては、家族や学校・職場への心理教育、特別支援教室の活用、行動特徴を活かせる職場への就職などがあげられる。本人への心理療法は、言語を用いるというよりも行動療法のアプローチが有効とされる。SLDは、甘え・わがまま・努力不足ととらえられがちである。加えて、SLD児は失敗体験が多く劣等感を持ちやすい。偏見やいじめなどを受けうつ病などの二次的な問題へつながりやすいことにも留意しておく必要がある。

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