Watson,J.B(ワトソン)とは、行動主義の提唱者である。ヴントの要素主義、内観法への批判として、外部から観察可能な行動を分析することで客観性を得ようと考えた。刺激に対する行動の法則を見出すことで、行動の制御と予測が可能になると考えた。ワトソンの行動主義はS-R理論とも呼ばれる。ワトソンの有名な言葉に「私に10人の子どもを預けてくれたなら、10人とも望み通りの職業に育ててみよう」というものがある。ワトソンのこういった考え方は、すべては条件づけの理論で獲得されるという極端な環境主義にもつながった。
コメントを残す