失敗と上手くいかなかったことを一緒にしてはいけない。

 

2021年9月18日

東京は雨。台風なのだけど、、よくわからない台風。あまり雨も風もない。

むしっとしてる。

 

さて、と。

 

失敗と上手くいかなかったことを一緒にしてはいけないと感じる今日この頃。

日本人は失敗を恐れる。

小さい頃から失敗はいけないと躾けられている。。

昨今、この日本人の失敗を恐れる性質は揶揄されており、子育て本にも、いかにして失敗を恐れない子どもに育てるのかっというテーマがよくよく描かれている。

ま、レジリエンスってのも失敗しても恐れない心ってやつだから、、世界的にも失敗にくじけない人間が求められているということだ。

 

それはそうと、、

子どもというのは本当によく失敗をする。

歩いただけで転ぶ=失敗。

お茶を飲もうとしただけでこぼす=失敗。

おつかいに行っただけで違うものを買ってくる=失敗。

朝起きない=失敗。

テストの時間を間違える=失敗。

時間管理ができず課題が終わらない=失敗。

etc 枚挙に遑がない  orz

そして同じ失敗を延々と繰り返す、、

ピーク時では20分に一回ほど失敗するし、いくらなんでも親としては堪忍袋の緒がキレる。。

そんなに人間できてないのよ、、ごめん、、

 

で、問題は、いかにして失敗を恐れない人間を育てられるのか。

失敗を注意しないわけにはいかない。

かと言って失敗を指摘しすぎると失敗を恐れて挑戦しない人間になるのか?

が、、実はこれは言葉に問題があるのではないかと最近気がついた。

お茶をこぼしたという失敗と、試験に落ちるという失敗は同義なのか?否。

そんなはずはない。

お茶をこぼしたことを失敗だとすれば、試験に落ちたことは「上手くいかなかったこと」だ。

ここでポイント。失敗と「上手くいかなかったこと」は簡単な見分け方が存在する。

それは、「挑戦したことがどうか」だ。

お茶をこぼしたことは挑戦した結果ではない。したがって失敗。

試験に落ちたことは挑戦した結果だ、したがって「上手くいかなかったこと」。

 

こんなふうに明確に違いを提示すれば、挑戦を恐れる必要はないと、挑戦して上手くいかなかったことは悪いことではないと伝えることができるのではないだろうか?

 

 

うーむ。とはいえ、この考えはまだ上手く現場で使いこなせていないといえばいない。 

 

ま、それはそうと、翻って私たち自身も、挑戦して上手くいかなかったことは失敗ではないし、いわんや悪いことなどではありようもない。

どんどん挑戦して行こう!

とっ散らかっちゃったっていいじゃない!

死ぬこと以外はかすり傷!

 

さ。人生まだまだ!行ってみよー!